「赤ちゃんがNICUに入院になったけど、お金ってどれくらいかかるの?」
「高額って聞いたけど、本当にそんなに高いの?」
そんな不安を持つママ・パパに向けて、今回は私のリアル体験談をもとに「NICUの入院費」についてくわしく解説します。
うちの子は、生まれてすぐにNICUに27日間入院しました。
で、退院前に請求書を見たとき…本気で目を疑いました。
なんと、入院費200万円超え!!
「えっ…ヤバ!」って声出たし、しばらく固まりました。
でも最終的に私が支払ったのはたったの17,000円ほど。
なんでそんなに差があるのか、この記事でしっかり説明していきます!
NICUとは?どんなところ?何のために入院するの?
NICU(新生児集中治療室)は、特別な医療ケアが必要な赤ちゃんが入る場所。
早産・低体重・呼吸のトラブル・感染症リスクなどがある場合に、24時間体制で管理されます。
うちの子も切迫早産からの早産で、小さく産まれ、すぐにNICUへ。始めは保育器の中で、ちっちゃな体にチューブがたくさんでした…。
NICUの入院費ってどれくらいかかるの?
実際にかかった金額は…
病院の請求書に書かれていた入院費用は、約200万円(27日間分)。
1日あたりざっくり7〜8万円ってことになります。
24時間、呼吸管理、点滴、モニター管理、検査、薬剤など…NICUは医療のフルコース。
さらに赤ちゃんのミルクやおむつ、寝かしつけから沐浴まで何から何までやっていただけていました。費用が高くなるのも納得。

自己負担が少なかった理由は「高額療養費制度」+「乳幼児医療助成」
高額療養費制度って?
これは、医療費が一定額を超えたときに、超えた分が戻ってくる制度。
世帯の所得に応じて「自己負担限度額」が決まっていて、それ以上は支払わなくてOKになる仕組みです。
乳幼児医療費助成も超ありがたい!
地域によって呼び名が違うけど、「こども医療証」とか「乳幼児医療証」っていうやつです。これがあれば、保険適用分の自己負担が全額or一部無料になります。
我が家の地域では、完全無料だったので、基本的な医療費は全部カバーされてました。
実際にかかったお金は?17000円の内訳
オムツ・ミルク・検査費用など
実際に支払ったのは、希望していた自費検査の費用+おむつ・ミルク代などの実費。
途中から自分が飲ませたい粉ミルク・お尻が荒れちゃったので別のおむつを持参したのでその日からミルク代、おむつ代は無しになっています。
(病院のものを使用する場合はおむつやミルクの使った量ではなく1日単位での計算でした。)
それらがトータルで約17,000円ほどでした。
「これだけでいいんですか?」って、会計窓口で何度も確認しちゃったくらい。
最初に200万円って金額を見たあとなので、めちゃくちゃ拍子抜けしたけど…ありがたすぎました。

NICUの費用でパニックにならないために知っておきたいこと
いざという時のために知識は持っておこう
NICUの費用は確かに高額だけど、実際に支払う金額はかなり少なくて済むケースがほとんどのようです。
でも制度を知らないと、「200万円!?払えない!」ってパニックになる可能性もあるので、出産前でも知っておくと安心。
ちなみに私は何も知らず、入院中に「NICU 入院費」で調べて何百万というのを見てビクビクしていました。一旦先払い、とかもなく本当に良かった…
住んでいる地域の医療助成は要チェック!
地域によって「〇歳まで無料」とか「一部自己負担あり」とか差があるので、お住まいの自治体のホームページで確認しておくと◎。
申請が必要だと思うので赤ちゃんの退院までに準備しておきましょう。
まとめ|NICUの入院費は高額。でも、制度を知っていれば怖くない!
NICUの費用は実費で見ると超高額(27日で約200万円)ですが、
実際の自己負担はたったの約17,000円でした。
これは、
- 高額療養費制度
- 乳幼児医療費助成
この2つのおかげです。
私自身、請求書を見た瞬間はびっくりでしたが、制度に守られてることを実感しました。
これから出産する人や、NICUに入院したママ・パパにとって、
「お金の不安」が少しでも軽くなれば嬉しいです。

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